かぴばら先生は語る

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毎日を本とのおしゃべりで費やしておりますわたくしが今迄の読書体験で「これはイイ!」と感じた作品を紹介していきます。

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読書家じゃないあなたも!おすすめ青春ライトノベル【ラノベ5選】

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今回は一作品にとどまらずドドンッ、と5作品一気にご紹介していきます!
(本当は10作品のつもりが紹介文が予想以上に長くなってしまったのです)

紹介するカテゴリーは青春ライトノベル

普段読書をしない方でもとっつきやすく比較的途中であきらめず最後まで読めてしまうような作品をご紹介できればと思います。

選考理由は読みやすさはもちろん、内容の親密性などを自分なりに考えてみました。

ほぼメジャータイトルが勢ぞろいですがそこは「人気は正義、多くの人から読まれているものが面白くないはずがない!」と云うことで、ご理解をお願いします。

それでは紹介していきます! ※これはランキングではありません。

1「アオイハルノスベテ」

輪月高校に入学した生徒だけが発症する不思議な力―“シンドローム”。その力で横須賀浩人は、強制的に時間を巻き戻されてしまった。どうしてこんな状況になったのか、誰の力が原因なのかも分からない。残っていたのはかすかな記憶だけ。そんな中で浩人が掲げた目標は―白紙になった三年間を、最高の高校生活としてやり直すこと!?幼なじみやマニアックな友人、さらに近寄りがたい美少女との接触からすべてが始まる、オールデイズ青春グラフィティ!!  

 
クラス内カーストから派生する交友関係。

その関係にどこか息苦しさを感じながらも仕方ないと諦めて自分の立ち位置を気にしながら学校生活を送る。

そう云うのって実際には学校生活で無意識にそんな振舞いをしてしまうものですよね。

小説で改めてそれを言葉として咀嚼すると、ああそうだよな、と共感してしまう。

この小説はその青春小説特有の息苦しさや不安などを描きながらもそこに全く別の要素、ガジェットとして「特殊能力」と云うものを加えることによってただの青春物語からの飛躍を成功させています。

最近話題の「サクラダリセット」の様な世界観であり物語でもあるんですが、やはり全く同じと云う訳でもありません。

差別化するのであれば「サクラダリセット」は大人の介入がある作品。

対して「アオイハルノスベテ」は一貫して「学生たちの物語」なんです。

学生の中でしか能力は宿りませんし、そしてその能力に関する管理や指導もやはり生徒間で行われるわけです。

そのことによって普通の学生同士の交友関係を超えた何か異質な、全く別の交友関係、が出来上がってしまう。

今迄の青春小説とは少々変わった作品かもしれません。

それっぽく云うのであれば、既存の青春小説に全く異質な要素を加えることによって今迄に無い青春小説としての位置を獲得した。

と云う感じでしょうか。

と云っても甘酸っぱい恋愛もあるし、ドキドキの物語展開をみせますし、そんな肩に力を加える必要はありません。

と云うことで「アオイハルノスベテ」、是非読んでみてください。

2「下読み男子と投稿女子~優しい空が見た、内気な海の話。」

平凡な高校生の青は、実はラノベ新人賞の下読みのエキスパートだ。そんな彼は、ある日応募原稿の中に、同じクラスの氷ノ宮氷雪の作品を見つける。“氷の淑女”と呼ばれる孤高の少女が、フォント変えや顔文字だらけのラノベを書いて投稿している!?驚く青だが、その後ひょんなことから彼女の投稿作にアドバイスをすることに。評価シートに傷つく氷雪をあたたかく導き、世界観、キャラ設定、プロットと、順調に進んでいくが…。爽やかな青春創作ストーリー!

 
ラノベ創作を通して二人の関係が徐々に縮まっていくのは読んでいて微笑ましいですね。

青春時代に何か一つのことに熱中し、努力して、しかしだからと云って結果がついてくるわけではなくて……

そう云う経験ありますよね?

私はあります。だから少なくとも現実で成し遂げられなかったことを小説に登場するキャラクターたちには成功を収めてほしい。

いわゆる感情移入ですね。

だからこそ物語内で主人公たちが辛いときは読者である自分だって辛いし、主人公たちが笑顔の時は私だって笑顔になるのです。

いろんな苦難や葛藤、屈託を経て成功をを得るのです!

この作品はついつい登場人物たちを応援したくなる、そんな小説です!

度々作品内で小説のアイデア出しや構成の仕方、文章の表現などがライトな文章で分かりやすく書かれているので今迄思っていた小説創作の観念的な部分が刺激されるかもしれませんね。

小説家を目指している方にはほんの少し参考になったりする部分もあったりするかも。

こちらも是非読んでみてください!

3「いでおろーぐ!

「恋愛を放棄せよ!すべての恋愛感情は幻想である!」雪の降るクリスマス・イヴ、カップルだらけの渋谷。街の様子に僻易していた非リア充の高校生・高砂は、雑踏に向かってそんなとんでもない演説をする少女に出会った。彼女の正体は、同じクラスの目立たない少女、領家薫。演説に同調した高砂は「リア充爆発しろ!」との想いを胸に、彼女が議長を務める“反恋愛主義青年同盟部”の活動に参加する。やがて集まった仲間とともに『バレンタイン粉砕闘争』への工作を着々と進めるのだが―!?「我々は2月14日、バレンタイン・デーを、粉砕する!」


この作品を読んだ最初の感想は「いいアイデアを見つけおって。面白じゃないか!」でした。

いやあ、脱帽でした。

恋愛を放棄させるため、恋愛は幻想であると理解させるために「反恋愛主義青年同盟部」を結成していき、最終的にきたるバレンタインを撲滅するために同盟部は計画を企てる。

思いつきそうで思いつかないアイデアですね。

素晴らしい!

内容も期待通りのもの。

ブコメを否定しながら主人公にいつしか惹かれていくヒロインの領家 薫(りょうけ かおる)。

恋愛に屈するのか? それとも恋愛に抗い続けるのか?

主人公、ヒロイン以外も個性的なキャラクターがたくさん登場します。

男子生徒から女神と崇められる胸が大きな2年生、神明 茜(しんめい あかね)

第二美術部の部員。小柄で朴訥。しかし中身はレズビアン、西堀 優(にしぼり ゆう)

テニス部の王子様! しかしロリコン……っておい! 瀬ケ崎 渉(せがさき わたる)

そんな登場人物たちが織り成す反ラブコメ物語! おすすめです!

4「ゲーマーズ!

趣味はゲーム。それ以外には目立った特徴もなく、かといって平凡な日常を愛していたりもしない、真の意味でのモブキャラぼっち高校生、雨野景太。そんな彼が突然、生徒会でハーレムを宣言したり、ゲームであっても遊びではないMMO世界に閉じ込められたりするわけでもなかったのだが…。「…私に付き合って、ゲーム部に、入ってみない?」学園一の美少女でゲーム部の部長、天道花憐に声をかけられるという驚くほどのラブコメテンプレ展開に遭遇。ゲーム好きな美少女たちとのラブコメの始まりかと思いきや!?こじらせゲーマーたちによるすれ違い錯綜青春ラブコメスタート!

 
アニメ化決定! おめでとうございます!

と云う訳で「ゲーマーズ!」です。

この作品はもちろんラブコメするのですが、そんな、はい主人公とヒロインが付き合いました、めでたしめでたし、とはうまくいきません!

みんながみんな真剣に相手のことを考えるあまり、相手への想いを勘違いしたり、暴走したり、もう関係がこじれて、もつれて、どうなるんだー! って感じです。

どんだけすれ違うんだよ、こいつら!

錯綜ストーリーにもほどがあるぞ!

しかしそれが面白んだから、葵せきな先生はすごい!

ブコメだけでなくてゲームへの想い、考え方、そこにも注目してほしいですね。

いろんな考えがあっていろんな意見がある。それを一蹴する権利なんて誰にもない。

自分が本当に楽しいって思えるならそのスタンスは貫くべき、そんなことを語っていたり。

是非読んでみてください!

5「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

孤独に負けず。友達もなく、彼女もなく。青春を謳歌するクラスメイトを見れば「あいつらは嘘つきだ。欺瞞だ。爆発しろ」とつぶやき、将来の夢はと聞かれれば「働かないこと」とのたまう―そんなひねくれ高校生・八幡が生活指導の先生に連れてこられたのは、学校一の美少女・雪乃が所属する「奉仕部」。さえない俺がひょんなことから美少女と出会い…どう考えてもラブコメ展開!?と思いきや、雪乃と八幡の残念な性格がどうしてもそれを許さない!繰り広げられる間違いだらけの青春模様―俺の青春、どうしてこうなった。

 
これはもういわずもがなの有名作になってしまいましたね。

ラノベ界隈では知らない人はいないのではないでしょうか。

このライトノベルがすごい! 3年連続作品部門1位!

これは快挙でしたね。

内容は読んでいて決して快感を覚えるような内容ではありません。(いや、私なんかはこれが快感なんですが)

主人公が悪をやっつけてヒーローになる、みたいな。

そう云うのを真っ向から否定しているのがこの作品。

捻くれていたり、拗らせてしまっている中高生のみなさんには大好物ではないでしょうか。

それに内容もさることながらこの作品がそれ以上の栄誉を得ている一番の要因は矢張り「文章」でしょう。

読んでいてつっかえることも無くそれでいてただ軽いだけの文体じゃない。

読んだ感がある、とでも表現しましょうか。

そう云う感覚に襲われます。

本当に文章が素晴らしい。

何でこう軽快でありながらも重みを含ませられるような文章が書けるんだろうか。

すごいなあ。

と云うことで「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」読んでみてください!

最後に


どうですか読んでみたいと思った作品はありましたでしょうか?

もう読んでしまっているって方ももう一度読み返したらまた新たな発見があるかもしれません。

と云う訳で青春ライトノベル5作品の紹介でした!

ここまで読んでくださった方有難うございます。

それでは(@^^)/~~~