かぴばら先生は語る

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小説、アニメ、マンガ、文学からエンタメまで色々と話せたらと思い、ブログを開設。興味のある方はぜひご覧になってください。

スパイが暗躍する都市ロンドン!「プリンセス・プリンシパル」が面白い!

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      TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』公式サイトより引用/©Princess Principal Project


今回紹介するのは絶賛放送中のテレビアニメ「プリンセス・プリンシパル」について。

現在私が記事を執筆している時間軸では5話まで放送しています。

いやはや、久方ぶりにアニメで興奮しました。

もう私が大好きな要素がてんこ盛りなんですよ!

「東西に分かれた国家」「スパイ」「ロンドン」「ミステリー」「アクション」

そして主要の登場人物は女子高生という、なんとも言えないアンバランス感をうまく魅力に変えるキャラクターの個性。

スパイアクションものといえばダンディなおっさんが主人公なのが常々なんですが、それをあえて女子高生に据えることによって視聴者の世代の幅を大きく広げ、それでいてスパイアクションそのもののかっこよさも健在させている。

そしてこの作品はただのスパイアクションではなくてスチームパンクの要素を取りいえることによって19世紀ロンドンの街をより一層不可思議にしている。

そんな「プリンセス・プリンシパル」、まずはあらすじから紹介してきましょう。

プリンセス・プリンシパル

東西に分裂したロンドンで繰り広げられる、少女たちのスパイアクション!舞台は19世紀末、巨大な壁で東西に分断されたアルビオン王国の首都ロンドン。
伝統と格式ある名門、クイーンズ・メイフェア校には、5人の少女たちが在籍していた。
彼女たちは女子高校生を隠れ蓑に、スパイ活動を展開。
変装、諜報、潜入、カーチェイス……。
少女たちはそれぞれの能力を活かし、影の世界を飛び回る。
「私たちは何?」
「スパイ。嘘をつく生き物だ」(公式サイトより引用)

 
あらすじだけからでも分かる通り面白いのは間違いなし。

そして第1話からストーリーの構成が圧巻。素晴らしいとしか言えません。

第1話はいわゆる世界観の説明回なのですが、視聴者への世界観の認識のさせ方がうまい!

5人の女子高生スパイの元に共和国への亡命の依頼が来るところから物語は始まり、依頼人の男を共和国に亡命させようとして色々なハプニングを潜り抜けるというのが第1話の大まかな内容です。

もう1話のボリュームは初っ端から期待を超えてきました。というか第1話だけで1クール分の物語ができるんじゃないかってくらいの内容でして……

ミステリー的要素もたくさんあって物語は二転三転の繰り返し、最後はとても悲劇的でありスパイもの特有の冷徹なカタルシス。もうこの時点で視聴確定です。

その後の2話、3話……も飽きさせない工夫が散りばめられていて制作陣の力量の高さがうかがえます。

いやあ、面白い!。

というか、確認したらシリーズ構成、脚本が「コードギアス 反逆のルルーシュ」の大河内一楼さんでした。そりゃあ面白いわけだ。

視聴した感想


まあ、感想は先にほぼ全て述べてしまったんですが……

そうですね、前述した内容はストーリーの事が主だったので次はキャラクターやアニメーションの部分について語っていこうかなと思います。

まずはキャラクターについて。

いやあ、キャラクターはどいつもこいつも曲者ぞろいで個性豊かな面々ばかりです。

アンジュ 17歳

スパイの腕は天才級。

出身は黒トカゲ星と自称するおかしな一面もある。

このキャラクターがどの話でも一貫して中心に話が進む。

主役のような立ち位置のアンジュなんですがその割には謎が多い人物です。出身はもちろん(本当に黒トカゲ星なのかな?笑)、どういったいきさつでスパイになったのかも、そしてプリンセスとの関係性も……

今後明かされていくのだと思うのですが、さてはてこのアンジュがどのようにストーリーの起爆剤になっていくのか楽しみですね。

プリンセス 17歳

アルビオン王国の王位継承権第4位のプリンセス。

自分を女王にすることを条件にアンジュのスパイチームに入る。

このキャラクターも謎が多くその中でも何といってもアンジュとの関係性が気になるところです。

ドロシー 20歳

アンジュと同じく「コントロール」のスパイ。

チームの中では車の運転を行います。彼女の運転技術で幾つもの苦難を乗り越えてきました。またお色気担当でもあり自身の美貌を生かして色仕掛けを仕掛けることもあります。

ベアトリアス 15歳

プリンセスの友人であり侍女。機会に傾倒した父親から無理矢理声帯を改造され、人工声帯になってしまいます。その声帯を使って男性の声などに変えてスパイ活動に利用して活躍している。

プリンセスについていく形でアンジュのスパイチームに入りました。

ちせ 16歳

日本からの留学生であり剣術にたけています。藤堂十兵衛を倒すために渡英してアンジュたちに出会います。

「コントロール」に協力する傍ら共和国と王国どちらが日本にとって有益か判断する命を日本から任せられている。

コントロールの面々 「L」、「7」、「ドリーショップ」、「大佐」

共和国の情報組織。アンジュたちにミッションを下す上層部。

ノルマンディー公

アルビオン王国側のスパイ。諜報機関のトップ。内務卿を務める王国の公爵。「コントロール」とは敵対関係にあります。

など数多くのキャラクターが物語を彩り、数々のハプニングを起こします。

次にアニメーションについて。

アニメーションはもう期待以上の出来です!

制作はStudio 3Hzアクタスの共同制作です。

舐めていました。

動くは動く、アクションシーンは必見。剣戟、銃撃、カーアクション。

またSF要素も相まって様々な可能性が広がりスパイアクションをより一層激しいものにしています。

なんといってもCボールという重力を自在にコントロールする球状の機械での戦闘シーンは見ていてワクワクします。

まだ視聴していない方は是非ご覧ください!

www.youtube.com

オープニングムービーからもわかる通り素晴らしいアニメーションです!

気になった方は第一話からご視聴をおすすめします!

第1話 case13 Wired Liar

第1話 case13 Wired Liar

 

スマートフォンゲーム「プリンセス・プリンシパル GAME OF MISSION」


スマートフォンゲームも出ています。わたしはプレイし始めたばかりですがとても面白いです。

パズルゲームを下敷きにしたゲームなんですが「パズドラ」などのゲームと違ってただ同じ色のパズルを並べるだけでなく、パズル上の敵の近くに移動して攻撃するという何重にも奥深くなったゲームになっています。

詳しくは公式サイトをご確認ください。

pripri-game.jp

最後に


私のつたない文章では「プリンセス・プリンシパル」の魅力を語るのはこれが限界のようです。少しでも気になった方は公式サイトをご覧いただき絶賛放送中のアニメーションの方も、ともどもよろしくお願いします!

それではさようならぁ~( ´Д`)ノ~バイバイ

www.pripri-anime.jp

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疾走感あふれる楽曲になっています。作品の世界観ともマッチしており素晴らしい楽曲です。

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 オリジナルサウンドトラック

 梶浦由記と聞いただけで名曲は確定ですね。梶浦さん独特の神秘的な楽曲はもちろん、プリンセス・プリンシパルの世界観に沿ったカッコイイ楽曲もたくさん収録されています。気になった方はぜひご購入ください。

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