かぴばら先生は語る

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小説、アニメ、マンガ、文学からエンタメまで色々と話せたらと思い、ブログを開設。興味のある方はぜひご覧になってください。

【おすすめマンガ】最近1巻だけ読んで面白かったマンガの感想【5選】

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ここ最近で読んだマンガを紹介。

一巻しか読んでないので、その後の展開は何も分からない。

あくまでも一巻だけの感想なのでそこのところはご容赦願いたい。

それでは。

最近読んだマンガ1巻の感想

最近と言っても何カ月前に読んだまま続きを読んでいないものもあると思う。

この場で勝手ながら内容を思い出すために書くという目的も踏まえて、まぁ軽い気持ちで読んでいただければと思う。

憂国のモリアーティ』

時は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン──。 この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家長子・アルバート。孤児院から引き取ったある兄弟との出会いによって、世界を浄化するための壮大な計画が動き出す。名探偵シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授の語られざる物語の幕が開く──!!

 しっかりとしたミステリーを期待すると痛い目に合う。

ミステリーというよりはやはりバトルマンガというかアクションマンガ。

モリアーティの仲間が何人かいて、そいつらの個性や特性をうまく使って事件を解決する。

主役がかのホームズの憎き宿敵モリアーティ教授であるところがこの作品の一番の魅力。

昨今では映画『ジョーカー』も話題になり、いわゆるダークヒーロー的作品に注目が集まっていると分析している。

この作品はまさしく悪の美学をマンガというエンタメで描いた作品。

スピード感、テンポもよく、とても読みやすかったと記憶している。

1巻しか読んでいないので何とも言えないが、1巻の感想はまだまだ序章なのだろうな、という感じ。

ホームズとの対立を見てみたい。巻を追うごとに見られるのだろうか?

『よふかしのうた』

よふかしのうた (1) (少年サンデーコミックス)

よふかしのうた (1) (少年サンデーコミックス)

  • 作者:コトヤマ
  • 発売日: 2019/11/18
  • メディア: コミック
 

さあ、たのしい夜ふかしの時間だ!
不眠が続く中2・夜守コウは、初めて一人外に出た夜、美しい吸血鬼・七草ナズナと出会う。
「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。少年」
彼女との二人きりの夜ふかしが
コウの運命を大きく変えていく__
「これは、僕が、七草ナズナに恋をするための物語だ」
眠れない夜を過ごす全ての人へ贈る__
真夜中のボーイ・ミーツ・ガール!
連載開始から超絶大反響!!
ふたり たのし よふかし ラブストーリー開幕!!

 夜中に散歩するドキドキとワクワク、この謎の高揚感には覚えがある。

夜の街ってのは本当に神秘的で、けれどとても安心してしまう。

この世界には自分しかいないのではないかという錯覚と興奮!

そんな気分を思い出させてくれる作品。

晦日になんか読もうと思って買ったマンガ。

除夜の鐘を片耳で流し聴きながら読んだ記憶がありありと思出せる。

主人公が謎の少女、吸血鬼と出会って繰り広げられる夜のお話。

静かな世界で自由で奔放な彼女と接する主人公の童貞感は見ていて恥ずかしながら共感してしまう。

幼馴染とも再会し、物語は終盤で少しずつ動いているように感じた。

なんというか青春マンガなのに舞台がすべて夜中というのが魅力的。

この雰囲気は好きだなぁ、と思った。

『テロール教授の怪しい授業』

泣く子も黙るローレンツ・ゼミには、今年もそうとは知らない学生たちが集まっている。「あなたたちはテロリスト予備軍です。」予想だにしない一言に愕然とする生徒たち。脱落=テロリスト認定。恐ろしすぎる授業が始まる――。そもそもテロリズムとは何か? 日常に潜むテロの根っことは? 今までメディアで語られてきたテロ論は全部ウソ。テロ教授が教える、知るのは怖い、知らないのはもっと怖い「テロとカルト」の真実。

原作がカルロ・ゼンと聞いて読んでみた。

内容は「お前らはテロリスト予備軍だ!」というところから始まって、カルト教団、テロリストがどのような経緯で生まれるのかを実に分かりやすく説明してくれる作品だった。

テロリストやカルト教団なんて私たちとは全く別の世界のことだと思っていたが、案外身近に潜んでいて自分も知らず知らずの内にそれに組してしまう危険性、そしてそこから抜け出せなくなってしまう危うさを問うていた。

他人事ではないと警告してくれる名著だと個人的に思う。

最近2巻が上梓されたらしいので買おうかなと見当。

『死もまた死するものなれば』

さびれた観光地のホテルで、謎めいた殺人事件が発生。ホテルの支配人からの依頼でこの地を訪れた探偵が真相にたどり着いた時、何かが終わり、何かが始まる……。そして生き残った者たちに迫る「何か」とは!? 巻末では、漫画とともに掲載していた『クトゥルフ神話TRPG』とのコラボレーションコラムの無削除版を初公開!

 新たなクトゥルフ神話を描いたクトゥルフミステリー。

1巻の帯に佐野史郎さんの言葉があって買ってしまった。

内容はとある探偵が、オーナーの妻や客が次々と失踪したというホテルに赴き、そこで運悪く殺人事件も発生。

調査や推理を広げて、遂に真相に辿り着いた探偵だったのだが……

というところで思わぬ事態が急転直下のごとく巻き起こる。

前半部分で本当に想像を超えた出来事が起こって絶句してしまった。

ミステリーというかパニックマンガと言った方が言い得て妙かもしれない。

設定もしっかりとしているので世界観を楽しむのも面白いかもしれない。

『仲の悪い許嫁の話』

親に決められた許嫁という関係なのに仲が良くない二人。
顔を合わせればいつも憎まれ口を叩くし、気持ちはすれ違う。

「自分に好意なんてないのだろう」
素直になれない二人はそう思い込んでいるけれど、
実はその心の矢印はしっかりお互いに向いていて!?

Twitter&pixivで大人気の
無自覚に両想いな許嫁ラブコメディー♪

 終始読んでいてニヤニヤするのはもう予想ができるだろう。

親に決められた許嫁同士で、けれど自分でも意識しない根底ではどちらも相手のことが好きなのではないか? という内容になっている。

こういうマンガないしは小説は設定が学生というのがテンプレートなのだが、この作品では両者とも成人済みで社会人なのが今までにない流れを作っている。

シリアスな恋愛模様とは真逆でライトな感じでじれったい恋愛が読めるので読んでいて安心感は流石だなと思った。

コミックスは大判なので絵が大きくて読みやすいのも良かった。

こちらも最近2巻が出たらしい。買おうかな、、、

最後に

今回は以上。

1巻だけ読んでもマンガの真意は分からない。巻を追うごとに面白くなっていく作品なんて沢山あるのは自明の理である。

けれどお金を出して買うからには1巻だけでも私にとっては貴重なのである。

たかが1巻、されど1巻である!

まぁ、ということで今回はこの辺で。