京都が舞台の恋物語!「いなり、こんこん、恋いろは。」で心がキュンキュン
今回は私がアニメを見始めた契機となった作品でもあり、とても大好きな作品、よしだもろへ先生「いなり、こんこん、恋いろは。」について紹介したいと思います。
私はアニメからこの作品を知りました。その後原作が漫画だと知って即、書店におもむき既刊全巻を購入したことを覚えています。
アニメではオリジナルの終わり方を。
私個人としては綺麗にまとまっていて良かったな、と当時思いましたね。(上からの物言い)
漫画では時系列的にアニメのその先を描いたこれまたとても感動するラストとなっているので必見です。
詳しくはこれから語っていきましょう。
神様との出会い。変身能力!
京都の伊奈里神社(モデルは稲荷神社)の近くに住む主人公の伏見いなりが川で落ちそうになっていた子ぎつねを助けるところから物語は始まります。
そのお礼として子ぎつねの主人でもあり、神社の神様であるうか様(宇迦之御霊神)から神通力の一つ、他人の姿に変身できる能力を授かりました。
そんないなりとうか様の出会いをきっかけに二人は心を許せるような親しい関係となっていきますが……
京都恋物語!
この作品の魅力と云えばなんといっても京都が舞台と云うことです。
京都を舞台に織りなすラブコメディ!
この文句だけを聞いても私なんかは興味を持ってしまいますね。
そんな今作、京都と云う歴史ある風流豊かな地で繰り広げられるのは何とも素晴らしい青春ラブストーリーなわけです。
この恋愛要素と青春要素との関係性などの表現に心が打たれます。
ある時は爽やかにページを繰り、ある時は重いギスギスした空気なんだけれども先が気になってページを捲る手が止まらなかったり・・・・・・
この物語、既存の王道ストーリーを丁寧に描いているようなんだけれども、しかし今迄の恋愛作品とはどこか違う、独特の空気。
その独特の空気の正体と云うのが、これまた京都の世界観を包む新たな世界観!
それが神様の世界!
神様だって恋をする!
そう、この作品には先にも述べましたが普通の人間のみならず人ならざる存在、いわゆる神様も登場するのです!
そしてその一人、うか様と云う神様が今作のもう一人の主人公であり、ヒロインと云っても過言ではない存在なのです。
うか様はいなりと仲良くなるとそのいなりのお兄ちゃんの伏見燈日とも交友関係を結んでいきます。
当初燈日はある理由からうか様のことを目の敵にしていましたが、次第に打ち解け合い燈日とうか様は親交を深めていきます。
そして二人の想いはいつしか恋心へと変わっていくのです。
しかしこれが中々うまくいきません!
まあ、当たり前ですね。
一方は人間で、一方は神様、種族などの違いからお互いの想いは通じているのに二人を取り巻く環境がそれを許さない。
定番中の定番すね! しかしそれが面白いんだからしょうがない。
こういった種族などの違ったもの同士が恋愛をする物語のことを「異類婚姻譚」なんて呼んだりもします。
有名な作品で云えば実写映画化が決まった「美女と野獣」など作品は多岐にわたります。
まあ、余談です。
それにしてもこういう、相手のことは愛しているのにどうしてうまく結びつかないんだ! と云ったもどかしさなどの描写を見ているとこちらも何だかモヤモヤしてしまうんですが、そう云ったモヤモヤが最後の最後で晴れる時はより一層の爽快感を味わえるんですよね!
ほんと、だからラブコメは読んでて面白いんですよ。
読んだ感想
この作品のストーリの良さは前にダラダラと述べてしまったので割愛させていただきますが、それにしたってこの作品はそのストーリーを抜きにしても本当に素晴らしいんです!
そう、よしだもろへ先生の画力がもう半端ない!
京都が舞台なので緻密な建物がいくつも出てくるんですがそのどの建物の絵も無意識にため息が漏れるぐらいにとってもきれい。
建物の趣やら風情やらうまく表現できているわけです。
そんな舞台の中でキャラクターたちが生き生きと動いていたら、こりゃあ、もう完璧です。(あくまで私個人の感想(笑))
原作は区切りの良い数字、十巻で完結しているので一気に読みたい方にはお勧めです。
その他にもアニメではBlu-rayboxも好評発売中と云うことなのでこちらもぜひ興味があれば見てみるといいかもしれません。
最後に
夜中に描いたので何だか文章として稚拙な部分が多くみられるかもしれません。
私も随時加筆修正を行っていきたいと思いますが、それでもまだおかしな点などございましたらコメントをお願いします。
もしかしたらそのコメントを参考にして反映するかもしれません(笑)
それでは今回はここまで!(@^^)/~~~
いなり、こんこん、恋いろは。 (1) (角川コミックス・エース 326-1)
- 作者: よしだもろへ
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